付従・付随(読み)つきしたがう

精選版 日本国語大辞典 「付従・付随」の意味・読み・例文・類語

つき‐したが・う ‥したがふ【付従・付随】

〘自ワ五(ハ四)〙
① あとに付いて行く。供をする。また、他人の意のままになる。
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「主ともなり郎等ともなりて、かかる最後までもつきしたがふらめ」
配下に属する。部下となる。
太平記(14C後)八「敵近国より起て、属順(ツキシタガ)ひたる勢さまで多しとも聞えねば」
③ おもねる。へつらう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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