以て瞑すべし(読み)モッテメイスベシ

デジタル大辞泉 「以て瞑すべし」の意味・読み・例文・類語

もっめいす◦べし

ここまでできれば、もう死んでもよい。転じて、それで満足すべきである。「全力を尽くしたのだから―◦べきであろう」

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精選版 日本国語大辞典 「以て瞑すべし」の意味・読み・例文・類語

もって【以て】 瞑(めい)すべし

  1. それによって、安らかに死ねるだろう、それくらいできれば、死んでもよいという気持を表わす。
    1. [初出の実例]「僕は君等の所謂る本能満足主義の勇者(チャンピヨン)だと思ふ。以(モッ)て冥(メイ)すべきであらう」(出典:鎌倉夫人(1902)〈国木田独歩〉下)

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