伝達関数(読み)デンタツカンスウ

世界大百科事典(旧版)内の伝達関数の言及

【フィルター】より

…すなわち,定常性から核関数はK(t,τ)=K(t-τ)のように1個のパラメーターで表現でき,これを利用して,(1)式のスペクトル表現を導き,最適フィルターの核関数のラプラス変換,x(t)とn(t)のスペクトル関数表現から求められることを示した。制御工学では,この核関数K(t)はフィルターのインパルス応答と呼ばれており,またK(s)は伝達関数と呼ばれる。上で述べたことは,最適フィルターの伝達関数がr.m.s.規範のもとで一意的に決まり,これより最適フィルターが信号処理装置として工学的な手段で実現できることを示しており,ウィーナーの理論は制御工学や通信工学の分野で注目されることとなった。…

※「伝達関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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