何れとなし(読み)いずれとなし

精選版 日本国語大辞典 「何れとなし」の意味・読み・例文・類語

いずれ【何れ】 と なし

  1. どちらがどうということもない。同じようだ。優劣がつかない。
    1. [初出の実例]「若君もおはしたり。いづれとなく。さまざまにきよらにうつくしげにおはする」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上)

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