作松(読み)つくりまつ

精選版 日本国語大辞典 「作松」の意味・読み・例文・類語

つくり‐まつ【作松】

  1. 〘 名詞 〙 自然に生長するにまかせたものでなく、種々に手を加えて形をととのえた松の木。枝を切ったり、曲げたり、刈り込みをして形をととのえたり、また舟・傘などの形に作ったりする。
    1. [初出の実例]「ちゃうど作り松などの様にねじ曲て有ても」(出典:絅斎先生仁義礼智筆記(18C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む