使い付ける(読み)ツカイツケル

デジタル大辞泉 「使い付ける」の意味・読み・例文・類語

つかい‐つ・ける〔つかひ‐〕【使い付ける】

[動カ下一][文]つかひつ・く[カ下二]しばしば使う。使い慣れている。「―・けない包丁で手を切る」

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精選版 日本国語大辞典 「使い付ける」の意味・読み・例文・類語

つかい‐つ・けるつかひ‥【使付・遣付】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]つかひつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 使うことになれる。しばしば使う。使いなれている。
    1. [初出の実例]「弟子ひとりは、わかうより上につかひつけ給へるもの」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)

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