傾震性(読み)ケイシンセイ

デジタル大辞泉 「傾震性」の意味・読み・例文・類語

けいしん‐せい【傾震性】

震動刺激となって起こる傾性。オジギソウ・ハエジゴクの葉などにみられる。震動傾性

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「傾震性」の意味・わかりやすい解説

傾震性
けいしんせい

傾性

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の傾震性の言及

【傾性】より

…植物の器官が外部からの刺激に呼応して屈曲運動する性質の一つで,屈曲の方向が刺激の方向とは無関係に植物の内部構造に依存する点において屈性tropismとは異なる。刺激の種類によって傾震性seismonasty,傾熱性thermonasty,傾触性thigmonasty,傾電性electronastyなどに分けられる。これらはすべて刺激の強度変化に応じておこる敏感な運動であることが特徴で,環境変化への一つの適応現象とみなされている。…

※「傾震性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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