震動(読み)シンドウ

デジタル大辞泉 「震動」の意味・読み・例文・類語

しん‐どう【震動】

[名](スル)ふるえ動くこと。また、ふるわせること。「大地震動する」「高出力のエンジン車体震動する」
[類語]振動動揺激動震撼揺れ縦揺れ横揺れ揺れる揺り返す揺らす揺する揺さぶる揺すぶる揺り動かす揺る揺るがす動く揺らぐぐらつく動かす振れる上下する微動する

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精選版 日本国語大辞典 「震動」の意味・読み・例文・類語

しん‐どう【震動】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「震」は雷鳴が物をふるわせるの意 ) ふるえ動くこと。また、ふるわせること。大地、また世の中などのゆれ動くことをいう。
    1. [初出の実例]「頃者天頻見異、地数震動」(出典続日本紀‐天平六年(734)七月辛未)
    2. 「廟はおほきにしむどうし塚はふたつにわれにけり」(出典:幸若・いるか(室町末‐近世初))
    3. [その他の文献]〔書経‐盤庚〕

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普及版 字通 「震動」の読み・字形・画数・意味

【震動】しんどう

驚きさわぐ。〔書、盤庚下〕今我が民用(もつ)て析(たうせき)離居して、定極る罔(な)し。爾(なんぢ)、に謂ふ、曷(なん)ぞ民を震動して以てると。

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