儲弦・設弦(読み)おさゆづる

精選版 日本国語大辞典 「儲弦・設弦」の意味・読み・例文・類語

おさ‐ゆづる をさ‥【儲弦・設弦】

〘名〙 弓の弦が切れたときに備えて、あらかじめ用意しておく弦。予備の弦。うさゆづる。
書紀(720)神功元年三月(寛文版訓)「爰に武内宿禰三軍に令して、儲弦(ヲサユツル)を出して更に張りて、以て真刀を佩(は)く」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android