先追ふ(読み)サキオウ

デジタル大辞泉 「先追ふ」の意味・読み・例文・類語

さき‐お・う〔‐おふ〕【先追ふ/前追ふ】

[動ハ四]先払いをする。
「―・ふ声々などして」〈二五

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「先追ふ」の意味・読み・例文・類語

さき‐お・う‥おふ【先追・前追】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 さきを追う。先払いをする。
    1. [初出の実例]「あそび人御車などすぎて、たちをくれて、これもさきをひて、年廿ばかりの男」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android