児干(読み)じかん

精選版 日本国語大辞典 「児干」の意味・読み・例文・類語

じ‐かん【児干】

  1. 〘 名詞 〙 こどもの肝臓。薬として服用されることがあった。ちごのきも。
    1. [初出の実例]「仍山城国房池之所くすし召間、児干御薬令食還了。以外事也」(出典春日社記録‐中臣祐明記・建久九年(1198)四月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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