兜子(読み)とうし

普及版 字通 「兜子」の読み・字形・画数・意味

【兜子】とうし

坐位だけのかご。〔開元天宝遺事、天宝上、酔輿〕申王、(ごと)に、ち宮妓をして錦綵を將(もつ)て一兜子を結ばしめ、~呼んで輿という。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の兜子の言及

【轎】より

…唐代におよんで,ようやく人が人をかつぐ風俗が一般化してきた。そして四方に檐(ひさし)のない轎を兜輿(とうよ)また兜子ともいい,檐のあるものは檐子(たんし)と称した。ともに肩輿に属するもので,唐代には主として婦人用であったが,後唐ころになると男子もそれに乗った。…

※「兜子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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