デジタル大辞泉 「八丁荒し」の意味・読み・例文・類語 はっちょう‐あらし〔ハツチヤウ‐〕【八丁荒(ら)し】 寄席で、その芸人が出演すると、周囲8丁の寄席が不入りになるほど人気のある芸人。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の八丁荒しの言及 【神田伯山】より …(3)3代(1872‐1932∥明治5‐昭和7) 本名岸田福松。日露戦争後の国粋主義流行の風潮に,得意の俠客物(きようかくもの)が人気を博し,〈八丁荒し〉の異名を取った。とくに天田愚庵(あまだぐあん)の《東海遊俠伝》に取材した《清水次郎長》が評判となり,のちにこれは広沢虎造の浪花節に伝わり一世を風靡するところとなった。… ※「八丁荒し」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」