…新検では古検で除地とされた所や山林・原野まで石盛し,1間の長さを古検の6尺3寸(約190.9cm)から6尺(約181.8cm)に短縮したこともあって,全体として石高・年貢高増加の傾向を示し,後世〈慶長の苛法〉といわれた地方も少なくない。新検によって増加した高は出目高といった。江戸時代の検地は勘定奉行が管轄し,その命により検地奉行が帳付・竿取・目付役などの下役を連れて現地におもむき,村役人らの案内で村ごとに検地した。…
※「出目高」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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