刃渡り(読み)ハワタリ

デジタル大辞泉 「刃渡り」の意味・読み・例文・類語

は‐わたり【刃渡り】

刃物の刃の長さ。「刃渡り18センチの短刀」→刃体はたい
刀の刃の上を素足で歩く軽業かるわざ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の刃渡りの言及

【火渡り】より

…修験者が,屋外で焚く柴灯護摩(さいとうごま)の残り火などを使用して,燠(おき)や焼木の上を呪文や経文を唱えつつ歩くことをいう。これは,修験者が山岳修行などによって体得した超自然力である験力を示す験術の一種で,刃渡りなどもその一連の行為である。正式には,火生三昧耶法といい,護身法によって自己を清浄にした後,本尊不動明王と合体したと観じ,みずからが火を統御しうる存在となって火を渡る。…

※「刃渡り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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