デジタル大辞泉 「刑部梨子地」の意味・読み・例文・類語 ぎょうぶ‐なしじ〔ギヤウブなしヂ〕【▽刑部梨=子地】 蒔絵まきえの技法の一。金箔を置いて梨子地漆で地塗りをし、刑部梨子地粉といわれる不整形の金銀粉末を置き、その上に梨子地漆を塗り重ねて研ぎ出したもの。江戸時代、漆工刑部太郎の創案といわれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例