刻工(読み)こくこう

普及版 字通 「刻工」の読み・字形・画数・意味

【刻工】こくこう

彫刻工。

字通「刻」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の刻工の言及

【印刷工】より

…【矢作 勝美】
[中国]
 中国で活字本とか,抄本つまり写本とかでなく,板に彫った〈版木(はんぎ)〉を用いて印刷した書物のことを刊本,版本,刻本,雕本などと呼び,またそのように彫る行為を版刻,雕版などという。そして版刻の職人を刻工と呼んだ。商業ベースに乗る大量出版が日常的に行われるようになる明の中葉,だいたい万暦年間(1573‐1619)の中期よりも前の官私の出版,特に宋・元の版本では,しばしば刻工が自分の名を版木に彫り込んだ。…

※「刻工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android