割替(読み)わりかえ

精選版 日本国語大辞典 「割替」の意味・読み・例文・類語

わり‐かえ‥かへ【割替】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 割りなおすこと。分割しなおすこと。
  3. わりち(割地)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の割替の言及

【千曲川】より

… 長野盆地北部では河川敷の幅は1kmにも達しているが,これは大洪水のたびに流路が変わったためで,このため河川敷と沿岸の耕地の一部を集落の共有とし,浸食(川欠(かわかけ)という)があれば残った農地を再分割し,起返(おきがえり)といって新しい開墾地が得られれば分割して利用した。これを割替(わりかえ)制度といい,土地を地割慣行地(割地・地割)と呼んでいる。このような土地制度は,千曲川の水害常襲地帯である長野・飯山両盆地に現在も維持されている。…

※「割替」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android