精選版 日本国語大辞典 「力を用いる」の意味・読み・例文・類語
ちから【力】 を 用(もち)いる
- あることを一所懸命になってする。その方面で熱心に努力する。力を入れる。力をそそぐ。
- [初出の実例]「苟は誠也。真実に奮発して緊く力を用る也」(出典:大学垂加先生講義(1679))
- 「自ら身を修さめ、自ら己れに克つことに力を用ふるなり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...