助餉(読み)じょしょう(英語表記)zhu-xiang; chu-hsiang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「助餉」の意味・わかりやすい解説

助餉
じょしょう
zhu-xiang; chu-hsiang

中国,明末の軍事費不足を補うために徴収された臨時付加税の一つ。崇禎8 (1635) 年,盧象昇の上請に基づき,官戸および民戸税糧 10両以上を納めるものに対して,さらに 10分の1を加税し,これを助餉と呼んだ。しかしこれがどのように実行されたかについては明瞭でない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android