デジタル大辞泉 「動脈解離」の意味・読み・例文・類語 どうみゃく‐かいり【動脈解離】 動脈の内膜にできた裂け目から血液が流れ込み、血管の中膜が2層に分離し、血管壁内に血流路(偽腔)ができた状態。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「動脈解離」の解説 動脈解離 動脈の3層ある壁の一部が裂けて血管壁内に血液が漏れ、血管の層が剥がれる疾患(血管壁外への出血ではない)。漏れた血液によって血管が膨れるため「解離性動脈瘤」とも言う。ほとんどの場合、解離した部分を中心に急激な激しい痛みが起こる。場合によっては層構造が崩れた動脈が破裂し、最悪の場合、突然死を引き起こす。1981年には、石原裕次郎が胸部の解離性大動脈解離と診断された(回復)。また、2013年2月、お笑いコンビ「千鳥」のノブが未破裂左椎骨動脈解離(破裂に至らない首の左の動脈解離)となり、1週間の入院が必要との診断を受けた。 (2013-2-13) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報