勝野原(読み)かちののはら

精選版 日本国語大辞典 「勝野原」の意味・読み・例文・類語

かちの‐の‐はら【勝野原】

  1. 滋賀県琵琶湖西岸、高島市勝野あたりの地。かちぬのはら。勝野浜。勝野鬼江。
    1. [初出の実例]「何処(いづく)にか吾(わが)宿りせむ高嶋の勝野原(かちののはら)にこの日暮れなば」(出典万葉集(8C後)三・二七五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android