デジタル大辞泉 「包み表紙」の意味・読み・例文・類語 くるみ‐びょうし〔‐ベウシ〕【▽包み表紙】 製本の様式の一。とじた中身を1枚の表紙でくるみ、のり付けして仕上げる。包背ほうはい装。つつみびょうし。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の包み表紙の言及 【粘葉装】より …のりを用いて各葉をとじつけるので〈粘葉〉といい,それ以前の折本(おりほん)や旋風葉に代わって盛んとなった。表紙には,背の部分を紙や布(絹)で包み,前後別々に表紙を添えるものと,または一枚の表紙で前後を包み,背の部分をのり付けにした,包み表紙がある。のり付けされた丁を見開くと,チョウが羽根を広げた形になるので,中国では蝴蝶装と呼ぶ。… ※「包み表紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」