精選版 日本国語大辞典 「十が十」の意味・読み・例文・類語
とお【十】 が 十(とお)
- ① はじめから終わりまで。みんな。すっかり。
- [初出の実例]「十が十餠の形昨日新しきも今日は古く、固(もとより)古きは猶古し」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)放屁論)
- ② きっと。かならず。まちがいなく。
- [初出の実例]「十が十(とヲ)・戻らぬ夫に蚊に喰し」(出典:雑俳・折句袋(1779))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...