卍崩しの勾欄(読み)まんじくずしのこうらん

旺文社日本史事典 三訂版 「卍崩しの勾欄」の解説

卍崩しの勾欄
まんじくずしのこうらん

飛鳥建築にみえる勾欄の一形式
法隆寺独特のもので勾欄に卍という字をくずした形の透かし彫りがあり,これを人字形割束 (わりづか) で支えている。系譜中国雲崗 (うんこう) ,西域インドに求められている。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android