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勾欄 コウラン

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デジタル大辞泉の解説

こう‐らん【勾欄】

高欄(こうらん)1」に同じ。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうらん【勾欄 gōu lán】

中国の宋・元(960‐1367)時代,開封や杭州などの諸都市に設けられた劇場をいう。原義は欄干(らんかん)のことであるが,舞台のまわりを欄干で囲んでいたため,一般に劇場をこの名でよんだ。舞台と観客のための桟敷(さじき)のみの簡単な設備であったと想像されるが,《東京夢華録》など当時の文献によると数千人を容する大規模なものもあったらしい。中では簡単な劇のほか,影絵芝居,人形劇,講談,漫才や相撲などさまざまな演芸が行われた。

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世界大百科事典内の勾欄の言及

【戯台】より

…中国,劇場の舞台のこと。唐代では各種の芸能の演ぜられた戯場は大寺院の境内や周辺に集中したが,宋代になると都市の盛り場に常設され,なかには数千人を入れる大規模なものもあって,勾欄(こうらん)と呼ばれた。方形の舞台を欄干で囲んで観客席と仕切ったことは,1959年山西省で発見された墓室内のミニアチュールで実証された。…

【口承文芸】より

…〈変文〉は詩も挿入されるので,そうした部分は節をつけて詠ぜられたものであろう。 宋代,特に12世紀以降の南宋の時代になると,都市の市場に〈勾欄(こうらん)〉と称される日本の寄席(よせ)にあたるものが出現し,そこにおいて講釈師による語りつぎ講談が行われ,人気のまとになった。そこにおいては,三国時代の英雄物語が語られたり,水滸伝のはなしが語られたり,孫悟空の物語が語られたりした。…

※「勾欄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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