口遅(読み)くちおそし

精選版 日本国語大辞典 「口遅」の意味・読み・例文・類語

くち‐おそ・し【口遅】

〘形ク〙 口のきき方がおそい。口が重い。口べたである。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
名語記(1275)九「又、くちをもし、くちをそし等也」
くちおそ‐げ
〘形動〙
くちおそ‐さ
〘名〙

くち‐おそ【口遅】

〘名〙 (形動)
① ものの言い方がゆっくりしていること。また、そのさま。
子どもが口をききはじめることのおそいこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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