…戦争中のものとしてはほかに《西鶴新論》などがあるが,その活躍が目だつのは戦後で,混乱した世相を背景に,いちはやく《六白金星》《アド・バルーン》《世相》《競馬》《二流文学論》などを発表,一躍流行作家になった。私小説的文学を否定して《可能性の文学》(1946)を唱え,長編《土曜夫人》にその文学観の具現をはかったが,連載中喀血して急逝した。【大久保 典夫】。…
※「可能性の文学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...