20世紀日本人名事典 「叶光夫」の解説
叶 光夫
カノウ ミツオ
昭和期の陶芸家
- 生年
- 明治36(1903)年3月2日
- 没年
- 昭和45(1970)年8月21日
- 出生地
- 兵庫県淡路島
- 学歴〔年〕
- 京都市陶磁器試験場付属伝習所
- 経歴
- 大正9年から大連の支那陶瓷研究所で研究、帰国して兄の松谷と陶業に従事した。戦後作家活動を始め、昭和21年日展初入選、24年特選、28年北斗賞を受賞、32年審査員、33年日展会員となった。39、42年にも日展審査員、42年に日展で文部大臣賞受賞、43年日展評議員となった。その間25年パリのチェルヌスキー美術館の現代日本陶芸展に出品するなど国際展にも参加した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報