精選版 日本国語大辞典 「向鹿には矢が立たず」の意味・読み・例文・類語
むかう【向】=鹿(しし)には[=顔(かお)に]矢(や)が立(た)たず
- ( こちらを向いている鹿には、無慈悲に矢を射ることができないの意から ) 素直なもの、柔順なものに対しては攻撃することができないことのたとえ。
- [初出の実例]「見付次第咬りつかんと三十二枚の歯を、これ磨ぎ澄まして来れど。むかふししに矢がたたぬと云ふ」(出典:浮世草子・新色五巻書(1698)三)
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...