呑口上戸(読み)のみぐちじょうご

精選版 日本国語大辞典 「呑口上戸」の意味・読み・例文・類語

のみぐち‐じょうご‥ジャウゴ【呑口上戸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 呑口は酒を出したあと必ずひねっておくところから ) 酔うとひと理屈をこねる酒飲み。
    1. [初出の実例]「管右衛門が酒はのみ口上戸(グチジャウゴ)とつけやした。なぜなら、酒を出すと跡できっとひねらずにはおかねえっ」(出典:滑稽本・人間万事虚誕計‐後(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android