哲学字彙(読み)てつがくじい

精選版 日本国語大辞典 「哲学字彙」の意味・読み・例文・類語

てつがくじい‥ジヰ【哲学字彙】

  1. 哲学用語集。井上哲次郎ら編。明治一四年(一八八一)初版刊。イギリスウィリアム=フレミングの「哲学字典」をもとに、明治初期の哲学用語を集大成したもので、現在使われる語も多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の哲学字彙の言及

【井上哲次郎】より

…筑前国(福岡県)太宰府出身。1880年東京大学文学部哲学科卒業後,杉浦重剛らと《東洋学芸雑誌》を発行,また哲学辞典の先駆をなす《哲学字彙》(1881)を著し,外山正一らと《新体詩抄》を刊行。ドイツに6年間留学後,90年帝国大学教授となり,以後日本哲学界の指導者として君臨し,1923年退官とともに東京帝大名誉教授,25年大東文化学院総長,哲学会会長,貴族院議員に選任された。…

※「哲学字彙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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