…明治以降新しい銀行制度が移植,確立され,特殊銀行や一般金融機関は整備されたが,一般の人々の間では質屋や無尽が多く利用された。しかし資本主義の発達につれて,無尽も会社組織で経営するもの(営業無尽)が増加し,その数は1913年末には1151社を数えるに至った。会社の基礎が脆弱(ぜいじやく)であったため,公共性,健全性の立場から15年〈無尽業法〉が制定され,最低資本金が定められるとともに免許制となった。…
※「営業無尽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...