嘆かく(読み)ナゲカク

デジタル大辞泉 「嘆かく」の意味・読み・例文・類語

なげか‐く【嘆かく】

《動詞「なげ(嘆)く」のク語法》嘆くこと。
鹿しし待つと我が居る時にさ雄鹿をしかの来立ち―たちまちに我は死ぬべし」〈・三八八五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嘆かく」の意味・読み・例文・類語

なげか‐く【嘆く】

  1. ( 動詞「なげく(嘆)」のク語法 ) なげくこと。
    1. [初出の実例]「思ふそら 安くあらねば 奈気可久(ナゲカク)を とどめもかねて」(出典万葉集(8C後)一七・四〇〇八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android