因州村々生高竈数取調帳(読み)いんしゆうむらむらせいだかかまどすうとりしらべちよう

日本歴史地名大系 「因州村々生高竈数取調帳」の解説

因州村々生高竈数取調帳(村々生高竈数取調帳)
いんしゆうむらむらせいだかかまどすうとりしらべちよう

一冊

成立 安政五年

原本 鳥取県立図書館

解説 因幡国八郡の各村の生高・竈数などを書上げたもの。黄紙を用いていることから鳥取藩公文書であったことがわかる。生高は当時の下札により、竈数は宛口微細帳のうちの屋敷帳により調査し、不分明の分はさらに身許段取帳をも参照して記載したことが表紙裏に記されている。生高総計一八万四千七九〇石余、竈数二万四千三七八軒。竈数は在方二万二千九七九軒のほかに御免地屋敷一五九軒・町屋一一七軒・神主七五軒など計一千三九五軒を一九種の身分ごとに書上げて集計している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android