国立医学図書館(読み)こくりついがくとしょかん(その他表記)National Library of Medicine

図書館情報学用語辞典 第5版 「国立医学図書館」の解説

国立医学図書館(米国)

米国国立衛生研究所に属する医学,生命科学分野を対象とする図書館.陸軍軍医総監部で医学図書購入費が計上された1836年を創立年とし,1956年現名称となる.資料数約2,785万点(2015年現在).医学図書館の全国ネットワークのセンターである.索引誌Index Medicus(1960-  )を編集,刊行するとともに,1960年代には医学文献検索システムMEDLARSを開発,提供し,さらにそのオンライン検索システムであるMEDLINEを提供,1997年からは一般市民を対象に,MEDLINEをベースとした文献検索システムPubMedを無料公開している.リスターヒル国立バイオメディカル情報センター(Lister Hill National Center for Biomedical Communications)および国立バイオテクノロジー情報センター(National Center for Biotechnology Information)のような研究開発部門を持つなど,代表的な専門情報センターとなっている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む