地質学的輪廻(読み)ちしつがくてきりんね(その他表記)geologic cycle

最新 地学事典 「地質学的輪廻」の解説

ちしつがくてきりんね
地質学的輪廻

geological cycle

地球の表層付近で行われる地質作用が循環的に変化するという概念。J.Hutton(1788)が発想し,J. Playfair(1802)がgreat geological cycleという言葉を用いているが,内容は明確でない。地殻構造の歴史的発展の根幹をなす最も主要な地質学的過程として造山作用に注目したH.Stilleは,造山輪廻や火成作用の輪廻(geo-magmatischer Zyklus)の概念によって地殻の発達史をまとめようと試み,S.v.Bubnoffは,大輪廻(Grosszyk-lus)という概念と用語を提唱している。地球上の変化の大輪廻を意味するgeostrophic cycle(S.I.Tomkeieff, 1946)という用語を,geological cycleの代りに用いようという提案もある。

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参照項目:造山輪廻

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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