塩化タンタル(読み)エンカタンタル

化学辞典 第2版 「塩化タンタル」の解説

塩化タンタル
エンカタンタル
tantalum chloride

酸化数3,4,5の塩化物が知られているが塩化タンタル(Ⅴ)TaCl5(358.21)がもっとも普通に存在する塩化物である.このものは五塩化タンタルともいう.金属タンタルを塩素気流中で強熱して得られる.淡黄色の柱状晶.密度3.68 g cm-3.融点221 ℃,沸点242 ℃.空気中で熱すると酸化され,水で加水分解してタンタル酸を生じる.無水エタノールに可溶.タンタルめっき膜(蒸着用原料),酸化タンタル,電子部品材料,金属タンタルの製造などに用いられる.低級酸化状態のTaCl4,TaCl3はTaCl5を金属アルミニウムで還元して得られるが,いずれも熱的に不安定で,加熱により分解してTaCl5やタンタル酸となる.[CAS 7721-01-9:TaCl5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

[名](スル)1 すばやく書き記すこと。特に、速記術を用いて演説・談話などを書き取ること。「対談を速記する」2 「速記術」の略。「速記を覚える」3 「速記者」の略。「速記を雇う」4 「速記録」の略。「...

速記の用語解説を読む