… 昭和20年代後半から40年代前半にかけては,日本の都市人口の急増に応じた水道の大拡張期であった。そして同時に日本の水道のタイプが量的需要を賄うための河川中・下流部取水の増加,アメリカ流の急速ろ過と常時塩素殺菌,水処理技術依存へと変貌した時代でもあった。その後地方小都市への水道建設が進められ,現在では国民の約95%が水道を利用しうる状態に達している。…
※「塩素殺菌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...