壁に耳(読み)かべにみみ

精選版 日本国語大辞典 「壁に耳」の意味・読み・例文・類語

かべ【壁】 に 耳(みみ)

  1. どこでだれに聞かれているかわからないということで、密談などのもれやすいたとえ。壁の耳。
    1. [初出の実例]「壁に耳あり。おそろしおそろしとぞ、申あはれける」(出典:平家物語(13C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む