夕餉前

デジタル大辞泉プラス 「夕餉前」の解説

夕餉前

日本で初めて放送されたテレビドラマ。1940年4月13日、NHK技術研究所から実験放送として生放送された。脚本:伊馬鵜平。嫁入り前の娘とその母、兄の日常を描いた約12分間のホームドラマ

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の夕餉前の言及

【テレビドラマ】より

…フィルムで撮影・編集し放送するいわゆる〈テレビ映画〉と呼ばれているもの。
[テレビドラマの歴史]
 日本最初のテレビドラマは,1940年(昭和15)5月,東京の砧(きぬた)にあるNHK技術研究所の仮スタジオから,実験放送の一つとして放送された,伊馬鵜平(いまうへい)(のち伊馬春部(はるべ)と改名)作《夕餉前(ゆうげまえ)》であり,第2次世界大戦後初めての本格的なテレビドラマ《新婚アルバム》(1952)が誕生するまでには12年の年月がかかっている。本放送は53年からであり,アメリカのTVディレクターの指導を受けたり,アメリカのテレビ映画を参考にしたりして,テレビドラマ制作の基礎を作った。…

※「夕餉前」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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