多目的原子炉(読み)タモクテキゲンシロ(英語表記)multipurpose reactor

デジタル大辞泉 「多目的原子炉」の意味・読み・例文・類語

たもくてき‐げんしろ【多目的原子炉】

発電ほか熱エネルギーを多方面に利用しようとする原子炉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多目的原子炉」の意味・わかりやすい解説

多目的原子炉
たもくてきげんしろ
multipurpose reactor

発電,暖房,淡水生産,製塩製鉄化学工業,アイソトープ生産など,文字どおりいくつもの目的を果すように設計された原子炉。旧ソ連では発電とともに地域暖房に用いられている例があるが,ほかには現在あまり実用化されていない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android