多目的原子炉(読み)タモクテキゲンシロ(その他表記)multipurpose reactor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「多目的原子炉」の意味・わかりやすい解説

多目的原子炉
たもくてきげんしろ
multipurpose reactor

発電,暖房,淡水生産,製塩製鉄化学工業,アイソトープ生産など,文字どおりいくつもの目的を果すように設計された原子炉。旧ソ連では発電とともに地域暖房に用いられている例があるが,ほかには現在あまり実用化されていない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android