最新 地学事典 「多結晶石英」の解説
たけっしょうせきえい
多結晶石英
polycrystalline quartz ,composite quartz
一般に2個以上の石英結晶が集まった20µmまたは30µmより大きい粒子。平均して20µm以下のごく小さい石英結晶から構成される粒子(チャート・玉随など)は岩片に含める(H.Blatt, 1967)。一つの石英結晶が粒子全体の90%以上を占有するものは単結晶石英と呼ぶ。モード測定の方法によってその定義は多少異なる。伝統的方法では上記のとおりだが,ガッズィ−ディッキンソン法では,62.5µm以下の石英結晶が2個以上集まった粒子をいい,純粋なチャートの岩片を含める。
執筆者:楠 利夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

