最新 地学事典 「大森の公式」の解説
おおもりのこうしき
大森の公式
Omori’s formula
単位時間当りの余震の数nは,大局的には,本震からの時間経過tとともに減少していく。大森房吉(1894)はその減り方を経験式として,n=K/(t+c)の形に表した。Kとcは本震ごとに異なる。宇津徳治ら(1957)はこれを改良して,n=K/(t+c)pの形に表した。これを改良大森公式という。cはおよそ数時間から1日程度の値である。したがって,これらの式は,長い時間たった後では余震はほぼ,n~t-pの形で減少していくことを示している。
執筆者:菊地 正幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

