大牧郷(読み)おおまきごう

日本歴史地名大系 「大牧郷」の解説

大牧郷
おおまきごう

室町期にみえる武儀郡の郷名。大槙郷とも記すが、比定地は未詳。応永八年(一四〇一)六月日の天野顕忠譲状(天野毛利文書)に「大牧郷三分方」とみえ、顕忠の祖父顕義が尼聖円より譲り受け、顕義からその後家尼浄智を経て、顕義の子の顕氏、孫の顕忠へと相伝し、さらに惣領顕房に譲られた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android