大長みかん

デジタル大辞泉プラス 「大長みかん」の解説

大長(おおちょう)みかん

広島県呉市豊町大長地区発祥のミカン。1903年に青江早生を導入したのが始まり。段々畑栽培で日当たりがよく、コクと甘みが強い。地域団体商標

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世界大百科事典(旧版)内の大長みかんの言及

【大崎下島】より

…東に愛媛県の岡村島があり,大崎下島もかつては伊予に属し大長(おおちよう)島と呼ばれた。島全体が急峻な山地であるが山頂まで段畑として耕され,温暖少雨の典型的な瀬戸内式気候によって良質美味の大長ミカンを産する。南東部の御手洗(みたらい)港は帆船時代から内海航路の要所であったが,明治以降は入港する船もなく,史跡から往時の繁栄がしのばれるのみである。…

※「大長みかん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」