天井が抜ける(読み)てんじょうがぬける

精選版 日本国語大辞典 「天井が抜ける」の意味・読み・例文・類語

てんじょう【天井】 が 抜(ぬ)ける

  1. 公認される。
    1. [初出の実例]「天井のぬけた恋には味がない」(出典:雑俳・へらず口(不及子編)(1734))
  2. 有頂天になる。とめどがなくなる。
    1. [初出の実例]「我つまが、天井(テンジャウ)ぬけてすへる膳、昼の枕はつがもなや」(出典:浄瑠璃・義経千本桜(1747)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 天井 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android