奈良の古言(読み)ならのふること

精選版 日本国語大辞典 「奈良の古言」の意味・読み・例文・類語

なら【奈良】 の 古言(ふること)

(「万葉集」はいつの作かという清和天皇の問いに、文屋有季が「神無月時雨降りおけるの葉の名におふ宮の古事ぞこれ」と答えたという古今集和歌から) 「万葉集」をさしていう。

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デジタル大辞泉 「奈良の古言」の意味・読み・例文・類語

なら‐の‐ふること【奈良の古言】

《万葉集の成立時についての、清和天皇の問いに、文屋有季が「神無月時雨降りおけるならの葉の名におふ宮の古言ぞこれ」と答えたという古今集の歌から》万葉集異称

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