事典 日本の地域ブランド・名産品 「奥会津編み組細工」の解説
奥会津編み組細工[その他(工芸)]
おくあいづあみくみざいく
主に大沼郡三島町で製造されている。奥会津地方の山間部で採取されるヒロロ、山ぶどうの皮やマタタビの蔓などの植物を素材とする編み組細工。三島町の荒屋敷遺跡からは縄や籠の編み組などの断片が発掘されている。山間地における積雪期の手仕事としておこなわれ、日常の生活に用いる籠や笊などが製造されてきた。福島県伝統的工芸品。2003(平成15)年9月、経済産業大臣によって国の伝統的工芸品に指定。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報