女真族(読み)じょしんぞく

旺文社日本史事典 三訂版 「女真族」の解説

女真族
じょしんぞく

ツングース系民族の一種
中国東北部に居住し,12世紀に金,17世紀に清を建国。1019年,刀伊 (とい) と呼ばれた女真族が九州北部を襲った(刀伊の入寇)。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の女真族の言及

【後金】より

の太祖ヌルハチの建てた国。ヌルハチは建州女真族の名家の出であったが,その25歳の1583年に祖父と父とを明軍に誤って殺されたのを機に,わずかの手勢をもって自立して女真族の統一事業に乗り出した。88年までに建州女真族の統一を達成したが,その間87年に本拠地の蘇子河畔にフェアラ城(今の遼寧省新賓県旧老城にあたる)を築いた。…

※「女真族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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